ここでの消火とは、水、消火器、消火栓での放水などを消防機関に頼らず民間人の自主防災組織や自衛消防隊等が行うことによって被害を最小限に食い止めんと努力することをいう。
ここでの補給とは食料・水・空気・被服・医薬品・衛生材料・修理材料などの消耗品の備蓄や空気浄化装置・通信装置・自家発電・簡易便所・消火設備などの設置を言う。これには家庭用と公共用のものに分けられる。家庭用のものは事前からの備蓄であり、公共用のものは配給で配分されることとなる。
ここでの衛生は検査・CBR処理・患者救出を言う。CBR処理とは消毒・除毒、防疫、汚染除去を指す。患者救出では救護所が設置され、民防組織及び防災組織が現場から負傷者がトリアージされた上で輸送されることになる。
交通とは疎開のための輸送、交通の統制を言う。疎開輸送とは人口の疎開に必要な輸送であり、特に全面戦争などにおいては短時間のうちに大規模な輸送を行う必要性があるため、組織的な交通統制と疎開先の受け入れ準備が不可欠となる。疎開は理論上最も費用の安い手段であるが、実際には物理的可能性に限界があり、パニックや士気などの心理的要素と関連し、公共の秩序維持上の問題がある。
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ここでの応急復旧は遺体処理や交通復旧などを言う。遺体処理は公衆衛生を維持し、また国民の心理的な被害を低減するために必要である。戦争・災害などで寸断された交通網はあらゆる活動の物理的な制約となるため、事後に速やかに交通を復旧しなければならない。
民間防衛は民間人による防衛の一手段であるが、個人の能力ではその活動に限界がある。そのために民間防衛組織(民防組織)を国民的に組織化する必要性がある。つまり個人、家族、職業集団などにを構成単位としてその指揮系統が整備され、その上層部は市町村、地方、州、最終的には政府に繋がっていなければならない。民防組織はその最高意思決定が米国や旧ソ連などのように国防省によって行われている形態とカナダやスイスのように一般的な行政省によって行われている形態がある。